【手汗治療ガイド】病院での治療・処方薬から家でできる対策法

手汗・手掌多汗症に皮膚科や病院で処方される薬と治療法

皮膚科・病院での手汗治療

ひどい手汗を皮膚科や病院で治療するとなると、

 

1.イオントフォレーシス治療
2.交感神経遮断薬(内服薬)
3.塩化アルミニウム水溶液(外用薬)
4.注射薬(ボツリヌス療法)
5.交感神経遮断術(ETS手術)

 

と言った5つの治療法が一般的です。
手掌多汗症の症状の程度により個人差はありますが、一般的な治療にかかる費用や効果・副作用の違い、治療法によるメリットデメリットを解説します。

 

 

1.イオントフォレーシス治療

イオントフォレーシス治療の効果

イオントフォレーシスとは、微弱な電流を流した容器内の水道水に多汗症の部位を浸すだけの簡単な治療法です。手汗の原因となる汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)にダメージを与え、汗の量を減らす原理です。さほど痛みを感じることは必要ないものの、即効性がないため何度か治療を重ねる必要があります。

 

>>イオントフォレーシスの費用・効果・メリットデメリット

 

 

2.交感神経遮断薬(内服薬)

交感神経遮断薬(内服薬)の効果

手汗を止める交感神経遮断薬プロバンサイン

プロバンサイン(Pro-Banthine)という名の手掌多汗症の治療薬である発汗抑制内服薬を皮膚科で処方してもらいます。服用後2、30分で見事に手汗が止まります。しかし、その引き換えに様々な副作用が起こります。緊急性の高い時に役立ちますが、効果が高い薬だけあって長期服用にはあまり向いていません。

 

>>交感神経遮断薬の費用・効果・メリットデメリット

 

 

3.塩化アルミニウム水溶液(外用薬)

塩化アルミニウム水溶液(外用薬)の効果

手汗用perspirexパースピレックス

皮膚科やクリニックで手掌多汗症治療の外用薬(塗り薬)として塩化アルミニウムが処方されます。塩化アルミニウム水溶液を調剤して処方する所もあれば、既に調合された塩化アルミニウム水溶液【Perspirex(パースピレックス)】別名【Detranceα(デトランスα)】を処方する所もあります。塩化アルミニウムには汗腺のタンパク質を固める働きがあり手汗を止めるのに有効的な成分です。市販品には「オドレミン」「テノール液」が挙げられます。処方品と市販品の違いは塩化アルミニウムの濃度で、パースピレックスが25%>オドレミン13%>テノール液が3.9%です。濃度が高いほど手汗を抑える効果が高い反面、低い濃度の方がかゆみやかぶれなど肌への刺激も少なくなります。

 

>>塩化アルミニウム水溶液の費用・効果・メリットデメリット

 

 

4.ボトックス注射(ボツリヌス注射)

ボトックス注射(ボツリヌス注射)の効果

ボツリヌス菌の毒素を手のひらに注射することで汗の量を減らす外科的治療です。写真のようにかなり細かい間隔で手掌、指先にマーキングされ、その印した箇所にボトックスが注入されます。ボトックス注射後、4ヶ月間ほど手汗を止めるのに効果がありますが、「保険が効かず料金が高い」「痛い」「術後が不便」というデメリットが伴うのも事実です。

 

>>ボトックス注射の費用・効果・メリットデメリット

 

 

5.交感神経遮断術(ETS手術)

交感神経遮断術(ETS手術)の効果

手のひらに汗をかく原因となる胸部の交感神経を切断するという手掌多汗症患者のための手術で、基本的には皮膚科では行われません。外科的手術となるので、呼吸器外科やぺインクリニック科を紹介されます。手のひらの多汗症を抑えるという面では最も効果的な治療法とも言われていますが、代わりに胸、背中、お尻などから異常に汗が多く出る合併症(代償性発汗)を伴うことが最大のデメリットです。

 

>>ETS手術の費用・効果・メリットデメリット

 

手術をする前に試しておきたい!手汗対策専用の制汗剤

手汗用perspirexパースピレックス

皮フ科やクリニックでも手掌多汗症治療の外用薬としても処方される【Perspirex(パースピレックス)】別名【Detranceα(デトランスα)】は、医療先進国であるデンマークで開発された手足専用の制汗剤です。一般的な制汗剤と異なり、効果が現われるようになれば1回の塗布で1週間程度の制汗効果が持続します。外科的手術のような即効性はないものの、治療にかかる費用と副作用が少ないのと手汗を抑える持続性の高さから、経済的・身体的負担の大きいデトックス注射やETS手術を受ける前に是非試しておきたい対策法です。

 

>>パースピレックス(デトランスα)の公式サイト

 


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